
少し前に すき家・ゼンショーにおける労働基準法違反の蔓延が
ニュースになっていました。
慢性的な長時間労働・休憩時間がろくに取れない問題
労時売上を強調するあまりに発生する恒常的・意図的なサービス残業などなど
労基法などあってないかのあり様だったそうです。
現場はかなり過酷な労働環境の下で働いていたようで 問題になっていました。

某居酒屋チェーンの理念には
「365日24時間死ぬまで働け」
とあったとかなかったとか。
強制的な過労により、健全な人の生活・生命をも
脅かす事態になっているようです。
・・・ブラック企業かぁ・・・
このMっけを刺激するキツーイお言葉・・・
なんか懐かしい痛みだわぁぁぁぁ

今から10年以上前(↑私ではございません↑)
私がとあるお店で働いていたときも
労働時間・労働環境はとてもキツかった。
休みはない。休みづらい。時間もない。
お金も少ない。監視も強い。バイトらの突き上げも厳しい。
でも、それらは当たり前と教わってきました。
オトナになる過程だと思って受け入れて
毎日働いていたように思います。
ただ、どうしても どうしても休みたいときが来るんです。
どうしても開放されたいときが。
わたくし
じゃあ どっちかにしな。それが社会人ってもんだよ
師匠
①『休みがほしいのなら、朝(6時入り)からクローズ(終電)まで6日間働きなさい』
②『朝からクローズまで働くのがイヤなら、7日間休まず働きなさい』
どっちもどっちじゃん!
①週1休みのかわりに6日間通し(6:00~0:00終電マデ)か
②休みなしの7日間シフト(6:00~17:00又は12:00~終電)
①はもう「受け入れるしかない」
すべて受けいれるしかない状態・・・に無理やりして働く。
日の出もない・昼も夜もない。ただずっーと店にいる。自分の家だと思って。
②は良さそうに感じるが精神的につらかった。
早番は6:00~17:00まで。
17時に伝票整理を終えそろそろ帰ろうかというときに
バイトの学生諸君が出勤してくる。
そして開口一番!!!!
「あれ?金子さん、もうあがっちゃうんですか?」デスカデスカデスカデスカ・・・・
「社員があがっちゃまづいっしょ?」イッショイッショイッショ・・・・・・
まるで悪魔が微笑むかのような眼差しで言う。
おそらく、悪気とかではなくて一緒にはしゃいで働きたいだけなんでしょうが。
でも、この言葉があるだけでかなり帰りにくいものだったのです。
「おつかれさまでしたッ」と素直に言ってもらって帰りたい。
そんなことを私の師匠に相談すると
例のごとくハンバーガーをほおばりながらこうおっしゃいました。
学生はねモグモグみんな素直だからさ
モグモグ金子君が仕事をちゃんとしてるって見てないんだよ。
だからさチューッアー・・・
おつかれさま~って言わないんだよ。
言われるような仕事ぶりしなきゃぁ。ハー食った。
師匠
さらに師匠は続けます。
店長なんかさ、2・3ヶ月家に帰らないもんだよ。
店に泊まり。当然でしょ。
で、奥さんが店まで着替えや洗濯物とりに来るんだよ。
そうすれば、バイトのほうから
「金子さん大丈夫ですか?もう帰ってください。
あとは自分達で店はまわすんで帰ってください。おつかれさまでした!!」
って言われるようになる。
そうなってはじめて一人前の社会人っていえるもんなんだぜッ。
師匠
師匠・・・・・。
それってブラック・・ですよね?