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刑事さん「こちらの書き込みに心当たりありますか?」

先日、久しぶりに近所の同級生が奥様とご一緒にお店に来てくれました。

3~4年ぶりとはいえ
保育園・小学校・中学校//大学時代・社会人時代・バンドメンバーとしての仲で
しかも近所ということで、会わずとも常に近くに感じる存在ではありましたが
もう3~4年ぶりになるのかな、久しぶりに顔を合わせました。

そんな懐かしい知人の中には

「あの人、今頃どこでどうしてるのかなぁ?」

なんて会いたいけど どこで何をしてどうしているのかさえわからず
想いをめぐらすことってありますよね。

この前 夢をみました。

10年くらい前に 当時働いていたコーヒーショップで一緒だった
女性アルバイトスタッフが夢に出てきました。

彼女は当時22歳くらいで女子大生でした。

釣りビジョン「こちら東海です。」に出演している中条友莉さん似の
ヒエッ・・・コワッ・・・マニアック)

http://ameblo.jp/yurie401「中条友莉のSMILE LIFE」 より転載

美人さんで、可愛げもあり 明るく愛嬌もあったので
お客さんからも大変好かれるスタッフでした。

夢から目覚めて

「○○さん、今頃どこでどうしているのかなぁ?」

なんて想いを寄せていると
夢の余韻か、なにげなく彼女の名前をwebで検索してみました。

そうしたらびっくり。

たまたま何かの「企業ニュース」みたいな情報サイトの取材で
彼女が勤めている会社のインタビューがあって
そこに写真入りで彼女が紹介されていたのです。

某大手企業の 本社人事部 人材開発グループ ○○ ○○ 。

「わっすげー!こんなすごい会社よく入れたなぁ!」なんてびっくり!

当時はまだ就職困難期で、確か就職浪人するなんて言っていたので
あの後 相当頑張ったんだなぁって関心してしまいました。

同じく 今頃どうしているのかなぁシリーズ


15年くらい前に、関内の外れに小さなイタリアンレストランがあって
知る人ぞ知るイタリアンの名店と噂されるそのお店で

バリスタとして働いていた女性がいました。

たまたま私も近所で働いていたのがきっかけで
コーヒーの仕事に興味を持ち始めたばかりの私に
色々とコーヒーのことやイタリアのこと等を教えてくれました。

年下の彼女でしたが、サバサバした性格で気も強く
当時はご機嫌をとるのが大変だったような記憶がありました。

その後しばらくして お店の移転にともない
ろくに挨拶もできないまま音信不通に・・・。

やがて数十年が過ぎ、私はこうしてカフェを開業するに至り
初心を思い返しては

「○○さん、今頃どこでどうしているのかなぁ?僕もこうしてコーヒー作ってますよー」

なんて想っていました。

そんなある日、あの関内のイタリアンレストランのオーナーさんが
同名のお店を東京に出店したのをたまたま知りました。

そのお店のface bookを見ながら

「さすが料理関係の友達が多いんだなぁ」なんて友達欄を見ていたら

あっ!!○○さんだ。いたのです。

当時、バリスタをしていた彼女がフェイスブックをしていたのです。

懐かしさのあまり その○○さんのface bookのページを閲覧するに

 「こんなとこに住んでんのかぁてっきりイタリアあたりで住み着いてるのかと思ったさ」

 「おっ結婚したんだぁ 破天荒で孤高な人だったのに!」

「あっお子さんも女の子かぁ」なんて。

 【ここ行きました】みたいの見ると
「もしかして●●駅辺りに住んでるのかなぁ」「ここら出入りしてんだ」

 数十年、はせた想いが あっという間に手のひらに転がり込んでくるような情報の数々。

いっさいSNSをやっていない私にとっては、探偵でも雇わないかぎり再び知り得ることはなかったような情報が、自らのパソコンとSNSにより彼女らの近況を知ることができたことはうれしくもあり、また恐怖したのを感じました。

「あの人今頃どこでどうしてんのかなぁ?」なんて淡い想いが

 いまやクリックひとつで点と点が線につながってしまう・・・

自らが明るい未来を予想して公開したはずのSNSの情報を
本人の意図とは異なる角度から見つめている人もいるということ。
これってある意味怖いことだな~って改めて考えさせられました。

っておまえだろ!って言われそうですが・・・。
たまたま たまたま!!
私は純粋な気持ちでポチットナって検索してしまった結果ですからね・・・。

しかし実際 その本人が知らないところで
恨みやねたみ・屈折した想いを持たれたりなんてこともありますもんね。

海外のニュースでもありますよね?

数年前に会社が何気なく解雇した元社員が突然その会社に乱入して銃を乱射するとか。

何気なく交わした言葉に激高し、その場を立ち去ったあと
ナイフを所持し戻って来て・・・みたいな事件。

まあ、私はね たまたまですから!!
善人なので良かったですが もし逆恨みでもあったなら

『あのヤロー今頃どこで何してやがる!』

『よくもあのときあんな目に合わせてくれたな!!』

検索「○○○○」ポチットナ!

 とか

『ホホホホホホ! 株式会社△△△の本社か!本社はXXX町だな。人事部だネ。待ち伏せしちゃォ ウホ!!!』

『ヌヒョヒョヒョ! ○○ちゃん!ここに住んどるの!1日中ブラブラしてよっかなぁ?偶然よそおって オヒョ!!!』

ってことだって全然あり得る訳ですからね。

ネットに個人の存在を残すのは危険を伴うんですよね。
世の中、自分の存ぜぬところでどう想われているか分からないものです。

逆恨みされていた!なんてことも・・・。

3年くらい前の話になりますが

実は私も知らないところで逆恨みされていたんです!実話です。

ある夜、うちのお店の前付近でゴミをポイ捨てした男がいて
そのポイ捨てをした男をたまたま通りかかった男性が注意したことがきっかけで

ちょっとしたモメゴトになって
そのモメゴトをたまたま通りかかったカップルがいさめたそうなんです。

そしたらその後、某web掲示板に

「カフェやさしいちから。のオヤジを絶対ぶっ殺す」

「店もすべて燃やしてやる」

 「仲裁に入ったカップルも同じ目にあわすぞ」

というような書き込みがあったようなのです。

そんなある日のこと
そんなことも露知らず 店で働いていると

がっつい体系のスーツ姿の男性2人がお店にやってきて

「コウイウモノデスガ、テンチョウさんイマスカ?」

 神奈川県警サイバー犯罪対策課?????

なにがおこっているのかさっぱりな私は・・・

・・・サ・イ・バー・ということは、インターネット関係!?

あ・る・意・味・ピン!!!ときて
『ヤベイ(ヤバイ)!!!冷汗汗汗・・・』と心の中で叫び

肝を冷やしながらもある意味のいさぎよさともとれる感覚で席につくと

刑事さん「こちらの書き込みに心当たりありますか?」

私「え!?(あっホッ・アレの件じゃないのか!よかったぁ)カフェやさしいちから。の~燃やす~」

私「何ですか?これは?全く心あたりないですし、その日の夜は?そそっ確か外出していた日ですけど・・」

おのおのの状況から推測されたのは
ポイ捨てをした男性が、ポイ捨てを注意された際
店先だった当カフェの店主が注意してきたのだと勘違いし
当該カフェの店主に向けてこのような脅しの書き込みをしたのではないか。

ということでまとまりました。

この日 私は色んな意味でインターネットの怖さを知りました。

どこの誰だか知らないけれど、誰もがみんな知っている。ゴールデン的なバットな怖さ・・・!?

匿名性があるようでちゃんと調べられてしまう
やるほうもやられたほうも味わったような1日でした。

そして後日、再び刑事さんがいらして

刑事さん一応、気をつけてくださいね。何かあったらコチラまで連絡ください」

ということで気をつけて、現在に至るわけなのですが。

最近よく言われることですが

何かトラブルに巻き込まれていないか、防犯のために 自分の名前を検索してみたほうがいいよなんて聞きます。

同姓同名の違う誰かであれば問題ないのですが
本人が予期せぬ事態に陥っている可能性もあるかもしれません・・・。

face book なども良い関係性でつながるぶんには良いのですが
つながりたくない相手につながってしまうこともあるんでしょうね。

僕はたまたま!!たまたま!!検索しただけですから!たまたま!!ですから!たまたま・・・

 

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