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愛情かけた自作のカフェ。思い入れが強すぎちゃうのも体に毒です。#個人カフェ開業

 

こんちちは!

カフェやさしいちから。の やさちか。オーナーです。

 

 

 

 

先日、このようなツイートをしました。

 

 

 

 

何に関しても、愛情や情熱やお金をかけてかけ過ぎることはないのですが、愛あるが故に 思い入れが強くなり過ぎたり、過度な自信や余計な執着心が湧いたりすると

 

『視野が狭くなり、仕事上のストレスになりますよ』ということです。

 

 

結論から申し上げますと

 

愛情・情熱・お金・時間・苦労をかけたことで生じた『こだわり』『思い入れ』は、一人称(私は)の中だけに納めておきましょう。

 

私の中を突き破って、その『こだわり』『思い入れ』を他者にまで強要するようになってしまうと、受け入られなかった場合に大きなストレスとなって自分に返ってきます

 

自分が大好きなアーティストのCDを「これ 凄いイイから」って自慢げに貸したのに、友人の反応が全く素っ気なかったときの “イラ立ち” みたいな…。

オーナー

 

ギルバート

「あっあっそう・・・じ・じゃあ 次 このセカンド聞いてみてよ!」なんてね。 なんとか屈服させようと CDの貸し借りの応酬になっちゃうみたいなね。

 

 

こだわりが災いを招いたあるカフェのお話。

 

私の経営するカフェを通じて 知り合ったある若いご夫婦の話。

 

そのご夫婦は『将来 夫婦でカフェをやりたい!』ということを常々おっしゃっられていて、ご来店された際には お互いに意見やアイデアを出し合いながらカフェ談義をしたものです。

 

一歩一歩ではありましたが、ご夫婦は 理想のカフェ開業を夢見て日々歩みを進めておりました。

 

その後 ご夫婦は、親戚から1軒の古民家を借りることができ、その1階部分を使って念願だったカフェを開業する運びとなったのです。

 

開業するカフェのコンセプトや内外装のデザイン 提供するメニューなどの青写真は すべて整っておりました。

 

あとは、その古民家の1階部分を改装してカフェを完成させるだけ。夢を現実にする時が来たのです。

 

 

 

いざ、カフェ作るための工事をするとなると 、すべてがすべてお金で解決できるものではありません。

 

やはり工事にかけられる予算にも限りがあるわけで、施工業者に頼めない部分は、自分たちでなんとかするしかありません。

 

そこで ご夫婦は 特にDIYの経験があるわけではなかったのですが、カフェをやるという夢を実現させるため『できることはすべて自分たちの手で愛情を込めて作っていこう』そう決断したのです。

 

水回りや電気関係は施工業者さんに任せるも、床・壁・天井などの張替えや、ドア等ファサード・外の外構工事。イスやテーブルなどの家具や棚などのインテリアにいたるまで、解体から施工までの大部分を自分たちの手で作り上げることになりました。

 

テーブルたったひとつを作るにも

 

木材を調達し、組み上げ、質感を付けるためにキズをこさえたりヤスリをかけたり。

雪が舞う寒いなか ホームセンターを行ったり来たり。筋肉痛になりながら 塗装しニスがけし。

それを5回も6回も繰り返しながら テーブル1台を完成させるのに何日も作業を続けたのです。

そして、やっとの思いで作り上げた1台のテーブル。塗装は体に優しいものが良いと100%天然の柿渋を用いたそうです。

 

 

ご夫婦おふたりの自作のカフェづくりは まだまだ続きます。

 

古民家の古くなってボロボロになった外構のペンキ塗り。もちろんイスもすべて自分たちで作ります。店内の壁を塗る左官作業も自分たちでやりました。天井も床も自分たちで塗りました。

 

毎日毎日、作業は深夜にまで及んでいたそうです。

 

やがて、高額な厨房機器類が搬入され設置完了。職人さんの作業もすべて終了。引き渡しとなります。

 

約半年の月日をかけて、ご夫婦がDIYして作り上げた、愛情・情熱・お金・時間・苦労のすべてが注がれた念願のカフェが完成したのであります。

 

『こだわり』・『思い入れの強い』自作のカフェがここに誕生したわけです。

 

 

もちろん、メニューにもこだわります。

ご夫婦のカフェはカラダに優しいオーガニックが主体。マクロビ・カフェなのです。

マクロビオティックとは玄米・穀物菜食

そして、自分のカラダの声に耳を傾け、カラダを元気にしていく食事法です。

カラダに優しい大切な食材と調理法で厳選されたお料理やスイーツが売りのカフェというわけです。

 

傍から見させていただいた私も、まさかここまでできるとは想像もしておりませんでした。

あまりに素晴らしいカフェの出来栄えに、ご夫婦の底知れぬカフェへの愛情と食への想いに 嫉妬すら覚えるほどでした。

まさに ご夫婦の愛の結晶のよう。

 

これは、うまくいくのではないか…。

 

 

 

オープンして数日、数カ月・・・。

 

私は、ご夫婦の運営するブログを見ながら カフェの動向を気にしていました。

 

日々のカフェの様子が初々しく感じられる文面からも、少しずつ慣れていくのだろうなと眺めていた・・・

 

しかし、ある日を境にその様相は一変します。

 

幸せになるはずだったカフェの日常が、日に日に重苦しい怒りともとれる内容に変わっていくのを 私は目の当たりにするのです。

 

 

「なんで食べないで話ばっかしてんだ!」

「なんで貴重な食材を簡単に残すんだ!」

「香水がキツくて料理がそこなわれる!」

「マクロビなんだから味が濃いわけないだろ!」

「イスをガタガタしやがってちゃんと座れないのか!」

「なぜうちのカフェの雰囲気を理解できないんだ!」

 

 

ご夫婦のイラ立ちが強く伝わってきます。

 

愛情を込めて作り上げたこのカフェを なぜもっと理解してくれないのかと。

 

 

あんなに期待に胸を躍らませて、自分たちの手でつくり上げた愛着あるカフェ・・・。

 

いま店内に立つご主人のまなざしは、まるで敵対するものを見るかの如く、眼光は鋭く 敵意あるものへと変わってしまった。

 

「お客さんと会話を楽しみながら調理をしたい」という奥様たっての希望で作ったオープンキッチンも

いつしか「お客さんを見るのがコワイ」ということで、棚を壁代わりにしてふさいでしまったのです。

 

そしてご夫婦は次第にお店を開けることにストレスを感じるようになり、休業する日が多くなります。

何度か立ち上がろうとはするものの結果として数年を持って閉店してしまいました。

 

ご夫婦が抱いた カフェに対する愛情やこだわり。そして ここまで頑張って来た日々の思い入れが、お客さんに伝わらないという イラ立ちから逃れられなかったのでしょう。

 

 

こだわりや思い入れは、一人称。

 

連日行列が絶えない大人気ハンバーグチェーンの社長がこう話していました。

 

「うちのハンバーグ?別に美味しいとは思わないよ。」

 

それを聞いた私は一瞬「ふぁ?」と思いましたが、すぐ嘘だと悟りました。

 

本当は、死ぬほど努力して完成したとても大切なハンバーグであることに間違いはない。きっと『こだわりや思い入れ』があるハンバーグであろう。

 

しかし、公には まるで何事もなかったかのように。あたかも当然の如く振る舞う。

 

「これぐらいは当然でしょ?」と言わんばかりに。

 

私はこう考えます。

 

『こだわりや思い入れは、一人称』

 

私のこだわりや思い入れは私の中だけのこと。周りに押し付けたり・強要したりはしない。

お客様にはどんなに凄い技術でもどんなに美味しい料理でも「当たり前のように毅然と振る舞う」そんな余裕を演じることが大事なのです。

 

あまりにこだわりや思い入れが強すぎると、伝わらなかったときの反動がストレスとなり、お店でおこる些細な出来事さえも嫌になってしまう可能性があるわけです。

 

 

こだわり過ぎが良くない理由。

 

  • 非常に大切なモノ・貴重な存在になり過ぎる。
  • それらの扱いに関して過敏になり過ぎる。
  • それらの扱われ方への感情が強くなり過ぎる。
  • 日々の営業そのものがストレスになり過ぎる。

 

確かに高い食材を残されたり、貴重な食器をカチンカチンされたり、純白の壁を靴で蹴ってたりすると、「ぬお~い」と思ったりしますが、あまり気にしない。気にし過ぎるとそもそもお店なんてできないなと思うくらい、お店やることがストレスになるから。

オーナー

 

 

ストレスなく『こだわり』を伝えたい。

 

でも、どうしても、『こだわり』や『情熱・熱意』を伝えたい!知ってもらいたい!というのなら こうですね。

 

  • 『こだわり』を共感できるような顧客に徹底的に限定する。

 

  • 『こだわり』に対する関心・無関心を気にしない。

 

  • 『こだわり』が伝わらないなら撤去する。

 

 

『こだわり』を共感できるような顧客に徹底的に限定する。

 

自店のカフェの『こだわり』に共鳴してくれそうな『ターゲット顧客』に客層を徹底的に絞る。

ターゲット顧客の重要性や獲得方法
コチラ⇓で解説しています。
カフェのネーミングを思い入れだけで付けてはダメな理由。

 

『こだわり』に対する関心・無関心を気にしない。

 

『こだわり』や『情熱』は 一人称。自分の中での『こだわり』であり、伝わる経過や結果に一喜一憂しないようにする。

 

私も、一生懸命描いたお絵描きラテアートのリアクションがいまいち低くても。すぐにかき回されてせっかく描いた絵があっという間に消されてしまっても。決して動揺しませんし….。

オーナー

 

 

『こだわり』が伝わらないなら撤去する。

 

これは 特に商品に関してなのですが

コストをかけて『こだわって』いるのに、お客さんにその価値が伝わらない場合、かけたコストぶんの見返りがありません。

その場合、その分野においては 『こだわらない』というコスト削減も必要になってくるでしょう。

 

うちのカフェも、当初は『有機栽培のコーヒー』や『自家製の水出しアイスコーヒー』をコストと手間暇をかけてご提供してました。が、いまいち そこに関するお客さんの関心がなかったため、コストと時間の軽減のため、通常のコーヒー類に差し替えました。

オーナー

 

ギルバート

あのご夫婦のカフェも、イスやテーブルなど 多少こだわらなくても妥協できる部分は、手軽に買っちゃって済ましても良かったのかもね。

 

なにもかも『こだわる』ことは、一見素晴らしく聞こえるけど、実は お客さんには伝わっていなかったり、そこに興味がいっていなかったり。結局 コストと時間、それと感情だけが無駄に費やされている場合も多いんだよね。

オーナー

 

 

まとめ
  • 『こだわる』ことは大切。
  • 『こだわり』を周りに強いらない。
  • 『こだわり』が伝わらないとストレスになる。
  • 『こだわり』を伝える工夫をする。
  • 無駄な『こだわり』はあきらめる。

 

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