こんちちは!
カフェやさしいちから。の やさちか。オーナーです。
カフェを10年もやっていると
「確かに、諸先輩方の経験も参考にしておくべきだったな」
なんて身をもって実感できたことも多々あります。
先日、このようなツイートをしました。
先輩方の言う事を聞くのも大事です。イスの話。開業に向けてアイキャッチの意味も込めて 全席こだわりのイスを用意しました。うちのお客さんは汚すはずないって言いきって。…ま🙄汚れますわ はい どしどし汚れます😅繁盛すればこそ汚れます。イスは汚れることを前提に選びましょう!#個人カフェ開業 pic.twitter.com/FCfmq11ECs
— やさちか。オーナー@カフェやさしいちから。 (@caffe_yasachika) July 25, 2019
カフェ開業での イス選び。
結論から言いますと『繁盛するカフェほど イスは汚れます』です。
目次
イスは汚れることを前提に選びましょう!
オーナー
汚れて有り難いと思え!有り難いと!
師匠
オーナー
汚れるっていうことは それだけたくさんのお客さんが来店してくれたっつー証じゃねーか!
アリガタヤ・アリガタヤ。舐めて掃除しろ!舐めて!
師匠
当然といえば当然ですが
イスは汚れますね。理由は下記です。
- 理由①:人気のカフェはドリンク以外も出る。
- 理由②:人気のカフェは大人数や家族利用が増える。
- 理由③:客数が増えるほどアクシデント率もUP。
- 理由④:子どもは『宝』。
- 理由⑤:買い替えも念頭に入れる。
カフェやさしいちから。開業準備段階においても、先輩方によく言われましたね。
「イスは汚れるから、イス選びは気をつけろよ」
そんなことわかってはいるのですが、「自分のカフェは大丈夫だろう」とたかをくくってしまい お好みのイスをそろえてしまいました。
ご多分に漏れず、イスには汚れる理由があります。
理由①:人気のカフェはドリンク以外も出る。
繁華街や駅近駅中、会社や学校が最寄にあるような客の出入りが激しいカフェや これといって来店動機になるようなカフェではない場合
“普通にコーヒー1杯でお会計”はよくあることですが
実は カフェにおける 『食事需要』ってけっこう多いんです。
特に「このカフェだわ!」とか「ここがあのカフェね!」なんて知名度や評判が高まり、自店を目的にご来店されるようになると
せっかくわざわざ足を運んだということもあり、ドリンクだけにとどまらず お食事やケーキなど飲食もしてくださるようになります。
やはりお食事ともなりますと 当然、無意識に汚れてしまっているものです。
ランチなどお食事がメインのカフェやパンケーキやパフェなどスイーツがメインのカフェの場合、ソースや油・チョコや水滴などなど無意識に汚れてしまう可能性が高いわけです。
オーナー
理由②:人気のカフェは大人数や家族利用が増える。
誰しも”気に入ったお店”は、誰かに教えたいという衝動がわくものです。
- 次は 別のお友達を誘って!
- 次は 会社の仲間を誘って!
- 次は 両親と姉(妹)と一緒に!
- 次は 主人と子ども達と一緒に!
- 今度 誕生日会をしよう!
口コミなど評判が高まると 来店される人数も増えますしグループの人数も多くなります。
人数が増えると テーブルの上に並ぶ料理の数も多くなります。会話がはずんだり、盛り上がったり、頻繁に移動したり、お子さんが飽きてしまったり。
その場では 見えない汚れというものも多くなりますね。
理由③:客数が増えるほどアクシデント率もUP。
これは当然ですよね。
客数が多くなれば、汚れる確率も高くなります。
- こぼしてしまったり。
- 落としてしまったり。
- 割ってしまったり。
- 吹き出してしまったり。
もちろんお店としては 想定内のアクシデントですが、客数が増えれば増えるほど その発生する確率が上がるわけです。
理由④:子どもは『宝』。
『どうしてこんな場所が汚れるんだろう?』
そんな不思議が常にありました・・・。
- 背中が接している、背もたれの汚れ。
- おしりで隠れている 座面の中央の汚れ。
- 飛び散りが届かない 背もたれの背面の汚れ。
食べてる最中は、必ず死角になっているのに???
現在 うちには 10歳の娘と5歳の弟がいます。
ある定休日の日、自分ちのカフェで家族4人 食事をしました。当時はまだふたりとも小さくて6歳&1歳くらい。落ち着きなくよく動きます。




そうです。大人ではないんですよ。
この、大人ではありえない可動範囲の広さ。
座る際・立つ際・降りる際・振り向く際・移動する際
常にどこかを触りながら動くものなんですよね、子供って。
もし・・おててが油でベタベタだったり、お口にまだたくさん入っている状態で飛び跳ねたり・・・
人気があるカフェは自然とお子様連れも増えてきます。
汚れがどうこうより お子様連れのお客様が来てくれることは とてもうれしいことです。
なので、やはり汚れても大丈夫な対策が必要となります。
理由⑤:買い替えも念頭に入れる。
このように「イスは汚れますよ」って言われていたのに・・・
もちろん理由としては『アイキャッチ(注目)』という効果も期待しました。
オーナー
『SONGBIRD DESIGN STORE』
〒604-0075 京都市中京区竹屋町通堀川東入西竹屋町529
TEL 075 252 2781 FAX 075 252 2785
mail info@songbird-design.jp
web site http://www.songbird-design.jp/
カラーも色々ございまして
SONGBIRD CHAIR ARM
¥39,500 × 6 客 = ¥237,000 なり。
さらに 4人席ようには別のデザインを。
SONGBIRD CHAIR
¥36,000 × 8 脚 = ¥288,000 なり。
イスで、¥525,000 計上。
ギルバート
あまり高額なイスで統一してしまうと、万が一まるまる1脚交換しなければならないとき 急な出費で対応できかねます。
もしもの買い替えも視野に入れて、手が届きやすい価格帯から選ぶことも大事です。
イスに52万円 出す前にオススメしたい!
やはり 汚れることが前提の中、一番 手の施しようがないのは
『消せない汚れ・取り除けない汚れ』です。
そう考えると『ファブリック』布地 ですよね。これは危険ですね。
ファブリックは インテリアとして柔らかな印象を与えてくれますし、色のバリエーションも豊富なので選びたくなるのですが・・・
わずか1点のシミでその印象が崩れてしまう恐れもあります。
消せない汚れをできる限りつくらないとなると
これだと 堅そうであれば カフェ感がアップする意味も込めて、クッションを座面に敷いたりとか。
もしくは、イスカバーを交換 取り外して洗えるようなイスもあります。
ギルバート
- カフェ経営の先輩方の経験も参考に。
- イスは汚れることを前提に選ぶ。
- 汚れても大丈夫な対策が必要。
- 買い替えやすい価格帯から選ぶ。