こんちちは。
カフェやさしいちから。のやさちかオーナーです。
「カフェをやりたい!」「カフェってどうなの?」
そんなカフェ開業に興味のある方に
開業してから後悔しないためのちょっとシビアな実情をお伝えしています。
安心してください!
カフェを開業するのは簡単です。
(お金さえあれば理想のカフェは建てられます)
しかし
問題は、理想通りに運営できるかです。
多くのカフェはここで理想と現実のギャップに夢破れ廃業していきます。
そこで開業する前に知っておくべき事とは
『やりたいカフェを目指す』ことよりも
『なりたくないカフェにならない対策』が大事です!
『のんびりできるカフェ』をやりたい場合。
のんびりできるカフェ作りを追求するのと並行して、『急いでいるお客さん』が来店しないための工夫や配慮が必要となるわけです。
このように『やりたい』より『なりたくない』を埋めることで、理想のカフェは実現します。
そんな視点のカフェ開業ブログです。
さて今回は『集客に対する淡い期待』です。
目次
カフェ開業 友人知人の来店を期待してはいけません。
お客さんが誰も来なかったらどうしよう…
でも最悪、友達や知り合いは来てくれるだろう!
〇〇君と△△さんは必ず来てくれるはず、よし!
開業前、このような期待をしてしまいます。
実際、私もそうでした・・・。
しかし、結論です。
友達や知人、親戚は来ません!
当てにしてはいけません。
なぜでしょうか?
読者
オーナー
なぜ友人知人親戚の来店は期待できないのか。
どうして友達や知り合いの来店に期待をしてはいけないのか?
その答えは単純です。
友人知人親戚は『お客さん』ではないからです。
あなたの友達。あなたの知り合い。
あなたの親戚だからです。
『あなた』に魅かれて集まった仲間です。
あなたの『カフェの魅力』に魅かれて集まった仲間ではないからです。
友達の来店は『お客さん』にはならないの?
もちろん
友達も知り合いも大枠では『お客さん』です。
しかし
ここでいう『お客さん』とは、
個人経営の基本中の基本戦略である『ターゲットとコンセプト』に見事はまった顧客のこと。
あなたが「こんな人に来てほしいな!」というターゲット顧客を指します。
その意味において
- あなたがやったこと(カフェ)に魅かれて来店
⇒友人・知人・親戚
と
- あなたがやったカフェの内容に魅かれて来店
⇒ターゲット顧客
とでは、同じ『お客さん』でも、その来店動機は全く違うというわけです。
オーナー
顧客でない友人知人はやがて来なくなります。
カフェのコンセプトが『あなた』自身。
ターゲット顧客が『あなたに興味を抱いて来店する人』であればマッチするでしょう。
しかし
カフェの中身に魅かれて来店したわけではない友人知人親戚は、やがて来なくなります。
したがって、最初から友達を集客に期待するのは間違いなのです。
きっとあなたには会いたいでしょうが、お店から足は遠のいていくのです。
オーナー
ギルバート
カフェやりたい人
友人知人親戚に喜んで来店してもらうためには?
どうすれば友達や知り合い親戚をあなたのカフェの顧客にできるか。
それは
あなたではなくお店を好きになってもらうこと。
やることは普通のお客さんと一緒です。
あなたのカフェの実力を思う存分見せつけて、あなたのカフェのファンにすることです。
×)あなた&友達⇒あなた&友達のまま
○)あなた&友達⇒カフェ&ファンにする
友人知人親戚の来店を期待する場合
あなたのカフェのファンにすることで、はじめて『顧客』として集客が見込めるようになるのです。
友達や知り合いなら頻繁に来店してくれるだろうと、始める前から集客を見込めるほど商売は甘くありません。
友達や知り合い親戚というのは、カフェを始める前に築いた関係です。
オープン後、あなたの友達が足繁く来店してくれるか、また集客として見込めるか否かは、カフェの内容次第なのです。
まとめ
この記事を書くに至った出来事をご紹介します。
よくうちのカフェに来てくれる元バイト先の後輩との会話です。
オーナー
後輩
これですよ。
「まずかったら来ねーし!」
友達だから来てるわけではない。
知り合いだから来てるわけでもない。
『美味しいから来てる』だけ。
もう友達ではない、お客さんとして来ているんだと気付かされた言葉でした・・・。
読者
そもそも友達だと思ってないだけだろ!