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調理技術や専門知識がなくてもカフェ開業は可能です。

 

こんちちは。

カフェやさしいちから。のやさちか。オーナーです。

 

個人でカフェを経営しています。

おかげさまで10周年を迎えました。

 

技術も知識も無かったのですが

考え症な性格とちょっとした工夫で、10年以上 ご予約の絶えないカフェをやらせていただいています。

 

 

今回は、このようなご質問です。

 

 

「カフェが好きでカフェを開業したいけど、料理が得意でもないし、コーヒーの知識に詳しいわけでもないし。コレといった技術や知識がなくても、カフェは開業できますか?」

 

 

 

 

技術や知識がなくてもカフェはやれます。

 

『カフェは、自由です。』

 

ジャンル分けもカテゴリーも何屋といった看板もありません。

 

何を軸に価値を提供していくのか?

 

『自由な発想を活かすことができる無限の職業なのです。』

 

 

 

基本、誰でもカフェは開業できます。

 

気休めになるか・高いハードルになるかわかりませんが・・・。

 

安心してください。

 

技術がなくても・知識が無くてもカフェは開業できます。

 

『必要なお金』と『必要な手続き』があれば、誰でも必ずカフェは開業できます。

 

基本、お金さえあれば、誰でもお店は持てます。店だけ建てて、他の人にやらせるなんてのもあるよね。

オーナー

 

 

お金さえあれば、カフェは開業できます。

 

資金面での調整が済めば、誰でもカフェは開業できます。

 

面積10坪程度のカフェ開業資金の平均額は

500万円~1000万円くらい。多ければ多いほど痒いところまで手が届きます。

 

  • 物件取得費用:120万円
    保証金・家賃・敷金・礼金・仲介手数料・(共益費・権利金)
  • 工事関係費用:80万円
    デザイン設計費・施工費・電気ガス水道工事費・処理費
  • 厨房設備費:150万円
    業務用機器購入費用(冷蔵庫・コンロ・シンク・作業台)
  • 備品消耗品費用:30万円
    キッチン関係・ホール関係・トイレ関係・レジ関係
  • 販売促進費用:20万円
    広告費・求人募集費・ネット開通費・
  • 運転資金:100万円
    家賃3カ月分・売上の3か月分

 

上の内訳は、家賃10万円の小規模店舗で考えた かなり抑えた場合の例です。

 

私は 1000万円 必要だと考えます。

 

それは、資金が多いに越したことはないからです。ひとつの目標としての1000万です。

 

例えば、限られた予算内で工事をするわけですから、出来上がった店舗というのは『最低限の箱(店舗)』なわけです。

 

そうなると「もっと自分らしくデコレーションしたい」「もっと個性的な彩を加えたい」と イメージがさらに湧いていきます

 

理想のお店に近づくために、仕上げの費用が必ず必要になります。かつかつの資金では、最低限の箱(店舗)のままオープンすることになります。

 

資金に余裕をもたせることで、最低限の箱に オブジェやアート作品を並べたり、家具や観葉植物などを配置することによって、あなたの手で少しでもコンセプトに合ったカフェに仕上げていく必要があるのです。

 

 

店内の施工はあえてコンクリ打ちっぱなし状態にして、その他インテリアを取り揃えることで 雰囲気を自分たちで出していく。とか。

オーナー

 

 

1年程度の運転資金が必要です。

 

開業本などには家賃3か月分と書いてありますが、1年程度は赤字でも経営していける運転資金が必要です。

 

なぜならば、開業後1年間は地獄の1年間になるからです。

 

開業後1年間は お店のコンセプト云々に関わらず、野次馬のごとくあらゆる客層でごった煮状態になります。『売りたいものが売れず』『見てほしい価値を見てもらえず』想い描いたようなカフェ運営とは程遠い状態に。精神的な疲労も貯まります。

 

ここで辞めてしまう方が多いのです。

 

しかし、1年を過ぎると まるで振るいにかけたように お店の価値観に共感したお客さんが残っていき、本来のカフェの価値が正しく口コミで拡散されるようになるのです。

 

あなたのカフェの魅力が正しく広まっていくために、辛くても1年間は続ける必要があるのです。そのために、運転資金を確保しておきたいのです。

 

お金さえあればカフェはやれます。まずは 1000万円 用意しましょう。そしたらもうできますよ。私は1000万貯めるのに10年かかりました。その10年の間にカフェの妄想を着々と重ねていたのです。

オーナー

 

10年間の妄想が実を結んだ経験はコチラ⇓⇓⇓
行動しなくてもOK!妄想が実際に役に立った例ご紹介。#個人カフェ開業

 

 

必要な手続きを踏めば、カフェは開業できます。

 

『食品衛生責任者』の資格があれば、誰でもカフェは開業できます。

 

また、1つの建物の収容人員が30人以上の場合『防火管理責任者』の資格も必要ですが、収容人数が30人未満であれば、この資格は必要ありません。

 

30人未満の規模の小さなカフェを開業するのであれば、絶対に必要な資格は『食品衛生管理者』のみということになります。

 

調理師免許も必要ないんだよ。海外への修行歴なんていらないし、なんかのコンペでの優勝歴だってなくてもできるんだ。カフェってワイルドだろぉ~。

オーナー

 

 

食品衛生責任者の取得

 

店舗ごとにひとり必ずこの資格を持つ人が必要です。

 

『食品衛生責任者』の資格を取得するためには、「食品衛生協会」が開催する講習を受ける必要があります。費用はだいたい1万円くらいです。

 

丸1日の講習をちゃんと聞いているだけでOK。

 

最後に小テストがありますが、基本的には講習に基づいた内容の出題になるので、聞いてさえいれば答えられるものばかりです。事前のテスト勉強などもする必要はないですよ。

 

講習会終了後に『食品衛生責任者手帳』が交付されます。これで『食品衛生責任者』の資格を取得したということになるのです。

 

防火管理責任者の取得

 

1つの建物の収容人員が30人以上の場合『防火管理責任者』の資格が必要です。

 

管轄の消防署などが開催する講習会を受講するだけで取得できる資格です。費用はだいたい7千円前後です。

 

 

保健所に営業許可をもらう

STEP.1
事前相談
工事開始前に図面を持って保健所に確認をしてもらう。許可が下りるために必要な設備などを教えてくれます。
STEP.2
申請書類提出
工事完了の前に必要書類を提出。立ち合い検査の日程を決める。
・食品衛生責任者の資格を証明するもの。
・営業許可申請書類。
・店の大要・配置図。
・許可申請手数料。
STEP.3
立ち会い検査
両者立ち会いのもと設備等の最終検査。注意点を指導してくれます。
STEP.4
営業許可書交付
営業許可書の交付。交付まで数日かかります。交付まで営業できないので、営業開始日は保健所と要相談。
STEP.5
税務署に開業届け
開業1カ月以内に開業届を税務署に提出。

 

ちょっと面倒くさそうだけど、手慣れた保健所の方が段取りをつけてくれます。わからないことは聞けばok。

オーナー

 

 

技術や知識が無くてもカフェはやれます。

 

カフェ経営は、調理技術や専門知識が無くても全然大丈夫です。

 

無いならないなりに『自由な発想を活かすことで、価値をつくることができるからです。』

 

 

技術や知識が無い場合どうすればいいのか。

 

大切なのは、工夫すること

 

『どこにカフェの価値を据えるか』です。

 

 

美味しい料理やコーヒーを作れないなら?

 

飲食メニューは そこそこにしUCCなど業務用に任せて、料理・ドリンク以外のところに価値を置く

 

  • めちゃくちゃ勉強がはかどるカフェ。
    ⇒個室・ブースがあるカフェ
  • めちゃくちゃ読書ができるカフェ。
    ⇒ブックカフェ・古本カフェ
  • めちゃくちゃゲームが語れるカフェ。
    ⇒レトロゲームカフェ・ゲームマニアカフェ
  • めちゃくちゃフィギュアを愛でれるカフェ。
    ⇒カフェ萌エール
  • めちゃくちゃ料理が作れるカフェ。
    ⇒自分で食材を持ち込んで作るカフェ

 

【カフェ=料理・ドリンク】という比重よりも、その他の面で強烈なコンセプト=強い軸を立てる。

オーナー

 

オシャレな空間やデザインが発想できないなら?

 

あなたのお好みのカフェの内外装をマネすればいいわけです。

 

一軒のカフェを丸々マネるのでは面白くないので、気に入った箇所箇所を複合的にあわせてわかりやすくまとめ、それを施工会社にみせて図面を引いてもらう。

 

実は…カフェやさしいちから。も、シャレオツなカフェの『イイとこどり』の寄せ集めなんです。それを施工会社に具体的な資料にして渡しました。

オーナー

 

これはファサードのイメージ図。他のカフェの素材や質感、電灯からドアのデザインまでマネてる。⇓⇓⇓

 

これは内装のイメージ図。他店のカフェの写真が参考としてたくさん並んでいるでしょ。⇓⇓⇓

 

 

 

カフェの発想は自由です。

 

カレー屋ならカレーを。そば屋ならそばを。寿司屋なら寿司を。通常 飲食店にはメインの看板があります。

 

しかし、『カフェはカフェです』なんのカフェでもいいわけです。

 

カフェ経営で大切なのは

 

『どこに価値を・軸を据えるか』です。

 

料理の腕がないなら、料理以外に軸を置く。料理以外の取り柄がないなら、料理で勝負する。

知識がないなら、知識をもったスタッフを雇う。あなたがもっていない取り柄を、採用したスタッフで補う。

 

  • 無いなら、別に趣を置くか。
  • 無いなら、補ってもらうか。

 

『カフェの発想は自由です』

 

調理技術が無くても専門知識がなくても、どこにカフェの価値観を据えるかによって、誰でも開業して経営することができるのです。

 

あなたにしかできない唯一無二のカフェを開業してみるのも面白いかと思います。

 

特に個人経営のカフェが生き残っていくためには、唯一無二の個性が必要です。お客さんをファン化させることができます。ブームの波をつくることもできるでしょう。

 

ともかく、先んずは『お金』です。

 

1000万円を目標にお金を準備しながら、黙々とカフェのある生活でも妄想して育てていきましょう。

 

まとめ
  • カフェの発想は自由です。
  • お金があれば誰でもカフェはできます。
  • 必要な資格は簡単に取得できます。
  • 調理技術や専門知識がなくても大丈夫。
  • どこに価値を据えるのか工夫が大切。
  • その工夫が個性を生む。
  • 強い個性は個人カフェが生き残る術。

 

 

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