こんちちは!
カフェやさしいちから。の やさちか。オーナーです。
先日、このようなツイートをしました。
#個人カフェ開業 多くのカフェを見学したり参考にしたり 必要以上の情報収集は不要です。なぜなら ビビッちゃうからです。開業前に100%完璧に備えても 開業したらすべて『0』から再度積み上げになります。現役カフェはその積み上げが格段違うからです。まずは独力でおらが1番のカフェを創案すること
— やさちか。オーナー@カフェやさしいちから。 (@caffe_yasachika) July 28, 2019
オーナー
将来カフェを始めたいという場合
- 色々なカフェに足を運んで勉強する。
- 有名店や人気店のカフェに行って体感する。
- カフェのメニューや技術を勉強しに通う。
- 凄いカフェで実際に働いてみる。
上記のように
カフェを始めたいなら 積極的に体感して勉強するのが当たり前と思われるかもしれません。
はたしてそうなのでしょうか?
目次
カフェ巡りは必要なし。引きこもってもカフェ開業。
確かに数あるカフェ開業本をみても、魅力的なカフェを成功させたいなら 積極的にカフェにコミットするよう書かれていたりします。
口では「カフェやる。カフェやりたい」と言ってはいるものの、引きこもってばかりで積極的に行動しないのは最悪であると。
確かにそうかもしれません。
しかし、私はカフェを始めるにあたって
『他のカフェを見に行ったり』『足繁く通って参考にしたり』『凄いカフェで仕事する』ようなことは、一切しませんでした。
『口先ばかりで 引きこもっていました』
何にもしなくてもいい。イメトレだけでも充分です!
私は「カフェやるもん」と言いつつ
“10年、バイトだけしてました。”
「カフェやるし」と言いながら、カフェのバイトを転々と渡り歩いていました。
しかも、そのバイト先のカフェというのも、自分が将来始めたいと考えているカフェとは 一切関係のない”ただのバイト先”としてのカフェです。
「カフェを開業したい」とは言いつつも、実際に行動には移さず 日々悶々と「カフェカフェ」言いながら労働する毎日。
そんな中 貯まっていったものというのは
- 10年間で貯まったバイト代の数々。
- ただのバイト先であるカフェに対するダメ出しの数々。
- カフェの日常に垣間見られる不条理や倒産したオーナーさんの数々。
- 頭の中に膨らむ将来やりたいカフェの妄想の数々。
「カフェやるし」「カフェやるし」「カフェやるし」「ラフェやるし」「カフェやるし」「カフェやるし」「カフェやるし」
フリーターの言い訳でもあったり 現実逃避でもあったりで。
呪文のように頭の中で将来やるつもりのカフェと同化する毎日を過ごしながら
『イメージトレーニングだけは欠かしませんでした』
そして、常に脳内で「カフェやるし」を巡らせながら10年間バイト暮らしをしていた結果・・・
『カフェに 口うるさくなり』
気が付けば・・・
10年間で貯まったバイト代の数々。
⇓
10年で800万円の貯金。『貴重なカフェ開業資金』に。
バイト先のカフェに対するダメ出しの数々。
⇓
なぜダメか。ダメな理由が手に取るようにわかる。
『カフェ・コンサル能力』に。
カフェの日常に垣間見られる不条理や倒産したオーナーさんの数々。
⇓
実際の商売の厳しさを他人の身をもって知る。
『現実至上主義』に。
頭の中に膨らむ将来やりたいカフェの妄想の数々。
⇓
頭の中という無限の世界を利用したイメージの構築。
『独自のカフェコンセプト』に
オーナー
聴衆
カフェ開業を妄想する日々を重ねるうちに、カフェ開業準備に取り掛かるのに必要な『資金力』『経営力』『リアリズム』『コンセプト』をいつの間にか兼ね備えていたのです。
『0』からなので、他のカフェを見る必要はありません。
引きこもっていても全然大丈夫です。
カフェは開業できます。
最初は まだ『0』の段階です。
この初期の段階で、カフェ開業本に書いてある通り カフェに積極的にコミットしてしまうと
圧倒的に絶望します。
- 凄いカフェを視察 ⇒ 絶望します ⇒ 私には無理だ…
- 人気のカフェに足を運ぶ ⇒ 絶望します ⇒ 私には無理だ…
- 評判のカフェメニューを食べに行く ⇒ 絶望します ⇒ 私には無理だ…
- 一流の技術やノウハウを学ぶために入社 ⇒ 絶望します ⇒ 私には無理だ ⇒ 開業せずそのまま働くはめに。
一番懸念されるのは「自分には無理なんじゃないか…」と意気消沈モードに陥ってしまうことなんです。
誰しも経験値『0』からスタートなので、他のカフェを見る必要はありません。
現役のカフェは経験値が圧倒的に高いわけです。比べても参考になるどころか、絶望してせっかくのやる気を失ってしまいますよ。
ビビることで、せっかくの夢(個性)が萎縮してしまいます。
凄いカフェを見て、ビビッて絶望し「もう無理だ…」となると
せっかくやりたいと熱望していたカフェのイメージが縮こまってしまいかねません。
他のカフェにはないような強い個性を持っていたはずのあなたのカフェイメージが、ビビッてしまうことで よくありがちな平均的で平凡なカフェに成り下がってしまう可能性さえあるのです。
早々に仕事を辞める必要もありません。
よくあるのが、カフェ開業をするにあたって 現在のお仕事を早々に辞めてしまったり、学ぶ目的で飲食の仕事に転職したりする方もおられますが
『カフェはお金さえあれば誰でも始められます』
なので、まずは『お金』です。
現在 こ慣れた職場でお金が稼げているのであれば、そのお仕事を続けながら開業資金を貯め続け、その間 将来やりたいカフェを妄想さえしていれば良いですよ。
理想のカフェを”建てる”ためには(理想のカフェを経営するのはまた別ですが)、お金はあるにこしたことはないですからね。
自分の頭の中で一番のカフェを想像できるようになること。
せいぜい絶望しない程度のカフェに立ち寄りながら “勝手にあら探しやダメ出し”でもしつつ
「私ならこうするのになぁ~」で妄想を膨らます程度が精神衛生上安定すると思います。
カフェに関するような雑誌を見る程度で充分です。
まず大切なのは 頭の中で『自分が最高だと思うようなカフェ』を想像できるようになることが大事です。
凄いカフェや人気のカフェを見て想像するのではなく、あくまで自分の理想とするカフェを想像していくことが重要です。
そこに『オンリー・ワンの個性』が生まれるからです。
個性こそがカフェ生き残りのカギです。
カフェは多死多産の業界です。開業後数年で80%が廃業すると言われています。
しかし、いい加減な気持ちでカフェを開業するような人がいるでしょうか?
みなさん本気でまじめに開業しているはずですし、きちっとしたプランを立てて始めているはずです。
ということは、きちっとまじめに始めたカフェたちが 80%以上潰れているということにもなります。
逆に言えば、生き残る20%のカフェというのは 常識を超えたある意味 非常識なくらいのカフェなのではないかとも考えられるわけです。
つまり、20%の生き残るカフェになるためには、賛否両論あるような 強烈な個性が不可欠なのではないでしょうか。
カフェ開業本にのっとって 人気のカフェに足繁く通ったり、凄いカフェスキルを参考にすることで、ビビリ・たじろいでしまうことで常識の範疇に納まってしまうよりも
頭の中の無限の想像力を利用して 自分なりのカフェを自由な発想で立ち上げたほうが、常識という固定観念も排除できますし、オリジナリティー溢れるカフェが想像できると思います。
他と比べる必要がないので、恐れたり・ビビッたり・負い目に感じたりすることもありません。
オラが一番のカフェを頭の中で作り上げていきましょう!
燃えろ!!!
俺のコスモ!!!
(小宇宙)
ここで『妄想が実際に役に立った例』をご紹介です。
行動しなくてもOK!妄想が実際に役に立った例ご紹介。#個人カフェ開業
- 口だけ上等!引きこもりでもカフェ開業。
- イメトレonly。やりたい気持ちを大切に。
- 人気・話題のカフェを知ると絶望します。
- 絶望するとあなたの個性が失われます。
- 脳内で無限の可能性を導き出しましょう。
- 自分の理想のカフェを想像できるようにしましょう。