悩んでいるひと
- カフェを開業するのに資格や免許っているの?
- 調理師免許や栄養士の資格もないけど大丈夫?
- やっぱり資格ってあったほうがいい?
こういった疑問に答えます。
✅本記事の内容
- カフェ開業に必要な資格取得と営業許可の手続きを解説
- カフェをはじめるのに資格や免許は本当に必要ないのか?
- 気軽に知識を学べるおすすめの資格取得方法を紹介
✅著者の経歴
この記事を書いている僕は、カフェ経営歴10年ほど。横浜で人気のカフェ『カフェやさしいちから。』を経営。
実際、本ブログのノウハウを使ってカフェ経営に成功した僕は、稼いだお金をもとに、現在はセカンドキャリアとして愛媛県に家族で移住。海と山に囲まれた自然豊かな場所でのんびりスローライフを実践しています。
☑元個人カフェオーナー
カフェやさしいちから。
(2010-2020まで10年間営業)
☑人気メニュー人気商品で集客
(そば粉のガレット/お絵描きラテアート)
☑惜しまれつつ移住
(現在 脱カフェして愛媛県に移住)
目次
カフェ開業に必要な資格取得と営業許可の手続きを解説
驚かれるかもしれませんが…
カフェなど飲食店をはじめるのに特別な資格や免許は必要ありません。
もちろん、調理師や栄養士の免許がなくても大丈夫です。
ただし、食品衛生上の観点から必要な手続きを済まさなくてはなりません。
必要な手続きは以下の2点です。
- 『食品衛生責任者』の資格を取る
- 保健所から『営業許可』を取る
難しいことはいっさいありません。
『食品衛生責任者』も『営業許可』も流れにそって簡単に取得することができます。
食品衛生責任者の資格の取り方
飲食店を開業するには、店舗ごとに『食品衛生責任者』を置く必要があります。
難しそうに聞こえますがとても簡単。
『食品衛生責任者』の資格は講習を1日受講。
これで終了です。
各都道府県の食品衛生協会が行う講習に参加し、最後に簡単なテストを受ければ、資格を取得することができます。
受講料は1万円程度です。
『営業許可』を申請する際に必要になります、余裕をもって取得しておきましょう。
もし、栄養士・調理師・製菓衛生師・食鳥処理衛生管理者・船舶料理士の資格、または、食品衛生管理者・食品衛生監視員の資格取得者であれば、受講なしで『食品衛生責任者』になれます。
営業許可取得の手順
飲食店を開業する場合、管轄の保健所に『営業許可』を申請します。
営業の許可をもらうには、保健所の検査が必要になります。
主に、図面のチェックと完成した店舗の立ち合い検査となります。
【営業許可申請の手順】
・食品衛生責任者の資格を証明するもの。
・営業許可申請書類。
・店の大要・配置図。
・許可申請手数料。
大変そうですが、保健所の担当者が段取りをつけてくれるので全く問題ないです。
疑問や質問がある場合は、積極的に聞いて解決しておきましょう。
1つの建物の収容人員が30人以上の場合『防火管理責任者』の資格が必要になります。
こちらも簡単に取得できます。
管轄の消防署などが開催する講習会を受講するだけで取得できます。
費用はだいたい7千円前後です。
本当にカフェをはじめるのに資格や免許は必要ないのか?
上記でご説明したとおり、カフェをはじめるのに特別な資格や免許は必要ありません。
『食品衛生責任者』の資格と『営業許可』があれば、誰でもカフェを開けます。
しかし、10年カフェを営んできた僕の経験から申しますと
カフェに役立つ資格や免許は、取っておいて損はありません。
その理由は以下の2点です。
- 資格や免許は、お店の武器(売り)になります
- 資格や免許は、自分自身の支えや自信になります
資格や免許は、お店の武器(売り)になる
資格は『知識』であり『スキル』です。
この『知識』や『スキル』は、お店の武器(売り)になるからです。
A店「本日のサラダ」
VS
B店「野菜コーディネーターが選んだ本日のサラダボウル」
A店「本日のおすすめコーヒー」
VS
B店「コーヒー鑑定士の厳選おすすめブレンド」
上記のように、メニューに『武器(売り)』ができます。
お客さんの興味や関心を引くという意味で、差がでてしまうのです。
資格で得た知識は、お客さんに信頼を寄せていただける武器(売り)になります。
お客さんとの会話のきっかけになったり、講師資格を活かして店舗やカルチャースクールなどで空いた時間に先生としての活動も行う事ができます。
講座を受講し検定に合格するとディプロマ(公式証明書)が授与されます。
このディプロマは、お店に飾ったり、HPやSNSに掲載するなどして、あなたのカフェの肩書きとしてアピール材料になります。
Diploma(ディプロマ)とは公式証明書という意味です。
日本語では准学士号と訳されます。
選択した課程を正式に修了し、単位を取得したことを認める資格になります。
資格や免許は、自分の支えや自信になります
お店を経営していると、さまざまな場面で迷ったり弱気になったりします。
そんな時に、資格を取得した経験やそこで得た専門的な知識やスキルが、あなたを支える強い自信になります。
お店の経営者として前進するには、自信や勇気が絶対に必要です。
弱気に勝つためにも自信を持つためにも、資格は必要です。
気軽に知識を学べるおすすめ資格取得方法とは
大事なポイントは
「好きなだけで、知識はありますか?」
ということです。
「でも、資格を取るのは大変そう…」
そんな方には、気軽に知識を学べるオンライン通信講座がおすすめです。
おすすめの理由は、以下の点です。
- 在宅で気軽に資格を取得できる
- 初心者でも簡単に資格を取得できる
- 受講&卒業だけで資格を取得できる
- 卒業後資格を活かした活動ができる
まずは無理せず、あなたの好きなことをもう少し深掘りしてみる。
そんな意識で資格取得にチャレンジしてみるのがおすすめです。
コーヒー好きなら、少し深掘りしてコーヒープロフェッショナルの資格を受講してみる。
ハーブに興味ありなら、少し深掘りしてハーブインストラクターの資格を受講してみる。
イタリアンを出すなら、少し深掘りしてイタリアン料理ソムリエの資格を受講してみる。
ガーデニングが得意なら、少し深掘りして園芸インストラクターの資格を受講してみる。
オンライン通信講座は、講座数も290講座以上用意されてます。
あなたが「もう少し深掘りしてみたい」そんな講座をさがしてみてください。
カフェに役立つ資格をお探しなら、以下の記事でおすすめの資格をご紹介しています。
カフェのはじめ方やカフェ開業の手順を具体的に学びたい方は、こちらでおすすめの本もご紹介しています。ご参考ください。
まとめ
カフェを開業するために必要な資格は2点。
『食品衛生責任者』の資格
保健所からの『営業許可』
どちらも手順にしたがって、簡単に取得することができます。
この手続きだけでカフェは開店できます。
開業資格とは別に『知識』や『スキル』になる資格もあるにこしたことはありません。
資格取得は、お店の売りにもなりますし、あなたの支えや自信にもなります。
まずは、あなたが好きなことをもう少し深掘りしてみるつもりで資格取得に努めてみるのがおすすめ。
いまならオンライン通信講座で気軽に学んで資格を得ることができます。
他にもどんな資格があるのか?詳しくは、こちらをご参考にしてみてください。