こんちちは
やさちか。オーナーです。
個人経営でカフェをやっています。
令和元年で10周年を迎えました。
心も体も懐も暖かい
豊かな自営業生活を末永く継続していくためのノウハウをお伝えしています。
失敗しないカフェ開業のヒントは
やりたいカフェを目指すより『なりたくないカフェ』にならない対策が重要です。
さて、今回は
カフェを開業したいんだけど、出店する立地に競合するカフェがある。どう経営すればいいのかわからない。
競合店がいると不安ですよね。
当然、ライバル店が『いる』か『いない』かで経営戦略は変わってきます。
結論から申し上げますと
- ライバル店がいない場合の戦略
⇒単純に、あなたのカフェの存在価値を周知させる。 - ライバル店がいる場合の戦略
⇒差異を見つけて、その分野を狙い撃ちする。
競合店がいる場合のほうが深刻に思われがちですが、いない場合の戦略も心得ておく必要があります。
目次
ライバル店がいない場合の戦略とは。
出店先にライバル店がいない場合
あなたのカフェの魅力を周囲に伝え、浸透させていきましょう。
シンプルな経営戦略を着実に実行することが大切です。
以下の2点
- あなたのカフェの存在を周知させること。
- 利益が確実に取れる価格設定にすること。
あなたのカフェの存在を周知させること。
あなたのカフェの存在価値をしっかり伝えて浸透させていくことが大切です。
- コンセプト⇒どのようなスタイルのカフェなのか。
- 魅力⇒どのような価値があるカフェなのか。
- 商品⇒どのような商品がおすすめなのか。
ライバル店ができる前に、その市場をあなたのカフェで満たすことが可能です。
いち早く拡散するため、メディアやSNS、ちらし広告やポスティング広告を利用するのもひとつです。
オーナー
お客さん
オーナー
ターゲット顧客の重要性をご説明。コチラ⇓⇓⇓
開業10周年を迎えた率直な気持ちをカフェ経営の観点から考察してみました。
利益が確実に取れる価格設定にすること。
これはとても大切なことです。
お客さんが払えるギリギリの価格を設定し、利益を確実に獲得できるようにすること。
なぜなら、競争相手がいないからです。
価格で競争する必要がないのです。
大切なのは、お客さんにあなたのカフェの魅力をお伝えし、喜んでいただくことです。
自ら安売り競争をしかけないように気を付けましょう。
オーナー
儲かる価格設定をするべき理由はこちら⇓⇓⇓
怖がらず、儲かる価格・値段を設定をするべき理由とは。
ライバル店がいる場合の戦略とは。
競合店が存在する地域では、お客の取り合いが少なからず発生します。秀でた魅力がないと淘汰されてしまう可能性もあるでしょう。
出店先にライバル店が存在する場合。または、ライバル店が途中で進出してきた場合。戦略を緻密に練って対策しなければなりません。
では、どのような対策をとればよいのか。
ライバル店との差異(違い)を見つけて、その分野を狙って勝負する戦略が必要です。
- ライバル店とのコンセプトの差異を確認する。
- ライバル店と差異がある分野を強化する。
- ライバル店とは異なる工夫でリピーターを増やす。
ライバル店との対比を明確につくることで、顧客のニーズをより細分化させ集客につなげる戦略です。
ライバル店とのコンセプトの差異を確認する。
ライバル店のコンセプトはどのようなものか。あなたのカフェのコンセプトはどのようなものかを『お客さん目線』で比較します。
- 客層はどうか?
- 主力商品・人気メニューはなんなのか?
- 接客スタイルはどのような感じか?
- お客はどのような魅力を感じているのか?
同じカフェでもお客さん目線で見ると微妙な差異(違い)があるはずです。
そんな些細な違いを拾い集めます。
ライバル店と差異がある分野を強化する。
上記のように、コンセプトを比較することで異なる点が見つかるはずです。
たとえば
- 価格面
- サービス面
- 品質面
- 接客面
ライバル店と異なる分野に注目して強化していきましょう。
あなたのカフェのコンセプトは維持したまま、少しの差異を見つけて、勝負できる分野を設けましょう。
【ライバル店】味濃いめ
⇕⇕⇕
【あなたのカフェ】ヘルシー志向
【ライバル店】ドリンクが少ない
⇕⇕⇕
【あなたのカフェ】ドリンクを強化
【ライバル店】マニュアル的な接客
⇕⇕⇕
【あなたのカフェ】良心的な接客
【ライバル店】メニュー数が豊富
⇕⇕⇕
【あなたのカフェ】一点突破のいちおしメニュー
オーナー
ライバル店とは異なる工夫でリピーターを増やす。
リピートしてご利用いただけるような工夫を考えましょう。
どうすればリピートしていただけるのか?
リピートにつながる一番の要因は
お客さんに『良い店だな~💛』『また来たいね💛』と思ってもらうことです。
リピートにつなげるための物理的な手段はいくらでもあります。
- 割引
- ポイントやスタンプ
- DM・ちらし・広告
- 特典
しかし、物理的なお得感では印象に残りません。
興味はすぐに薄れてしまいます。
リピートにつながるか否かは、お客さんが『どう思うか』がすべてなのです。
『美味いも不味いも最後はヒト』
顧客を休眠顧客にしないためにも
「いいカフェだね!また来ます💛」
と言ってもらうには何が必要なのかを考えましょう。
オーナー
お客さん
ギルバート
オーナー
- ライバル店なし
カフェの存在価値をしっかり伝えて浸透させていく。
利益を確実に獲得できる価格設定にする。 - ライバル店あり
ライバル店との対比を明確につくり集客の材料にする。 - コンセプトは変えず微妙な差異を大きな強みに変える。