こんちちは。
やさちか。オーナー。です。
世間知らずな男です。
先日、5年計画で移住します!って告知させていただいたのですが

いろいろありまして・・・
『1年以内に移住します!!!』
mustです。『しなければならない』
ち~ん。
目次
5年計画⇒3年計画⇒そして1年以内に移住ぜよ。
結局
- 5年計画:長すぎて先行きが見えない。
- 3年計画:店の運転資金でお金が溶ける。
- 1年以内:できるだけ早めの方が傷が浅い。
その上で1年以内と決めた理由は
- 5年先でも3年先でも今すぐでも実行するのに変わりはないから。
- これから先を考えた場合 カフェを続けていても資金が溶けていく可能性が高いから。
- 日本の将来がオワコンである以上 カフェ開業時と同様 弱者の戦略で生き残るために少しでも先行者利益を享受したいから。
オーナー
5年も3年も今すぐもやることには変わりはない。
はっきり言って、先延ばしにしか聞こえないんですよね。(自分に言っています)5年まだあるし・3年ならなんとか。
「じゃあ今すぐに!」って考えた瞬間
『えっ・・どうしよう・・・。』
そう思ってしまったんです。
リトル・ホンダ
そう心の中の『リトル本田』改め『リトルオーナー』が言ったわけです。
移住することに関して、背水の陣であることは 私たちにとって何ら変わり様のない現実問題です。
今後カフェを続けても資金が溶けていく。
これ食らったら、もう耐えきれないね。現在 残っている個人経営でさえ ここ数十年間ずっと耐え忍んで生き残った崖っぷちのお店なんだから。月1万でも残ってくれたらってところに とどめの一撃だよ。店を経営するのに どんだけ消費税払ってることか。さらに残った売上からも消費税だなんて・・・。 https://t.co/ICoose32ts
— やさちか。オーナー@カフェやさしいちから。 (@caffe_yasachika) August 1, 2019
これから先を見越して、経営状態がさらに悪化する前に事業をたたむところも多いのではないでしょうか。
今は良くても、将来的には?
たとえ 今日までカフェの経営が安定していたとしても、これから先の社会情勢をかんがみるに 今の安定が覆されることは 誰もが想像できることではないでしょうか。
- 冷え込む消費に追い打ち消費税10%導入。
からの⇒景気のさらなる悪化。
- 無差別ルール無用のインボイス制度。
からの⇒さらなる負担増:仕入に10% 生活費に10% 売上に10%。
- 1964年にも起きたオリンピック後の不況。
からの⇒消費増税の影響&OP不況&世界経済の先行き。
- 強者の世界へ新自由主義の政治姿勢。
からの⇒パンよりカブ。実体経済より金融経済を重視。
増税前のかけこみ需要さえ起きないほど、弱っている実体経済に、今後 追い打ちをかけるような出来事しか待ち構えていないわけです。
持論:ブームのうちにセカンドキャリアを模索しろ。
こちらで書いているのですが
商売に”ブーム”が必要不可欠な理由。
本来ならば お店に勢いがある『ブーム』の時期に『お店をたたんだら、どうするのか?』を真剣に計画しておくべきなのです。
その点、うちのカフェの場合『ブーム』はおそらく終わっているのでしょう。
しかし、いまならまだ傷は浅い。
もし、再起不能な大きな傷を負ってからでは もう身動きさえとれなくなるでしょう。
オーナー
弱者の戦略で生き残る先行者になる。
世の中は「超二極化の格差社会」に進みますが、幸せに生きるには「生きる方を選ぶこと」が大切だと思う。
・選択肢①:資本主義ゲームを楽しむ
・選択肢②:少し稼ぎ、のんびりする現在の僕は①を選んでいますが、飽きたら②にします。バンコクや日本の田舎で、月5万くらい稼ぎ、幸せに暮らすだけ😌
— マナブ@バンコク (@manabubannai) August 12, 2019
新自由主義のもと、日本が歩む未来は『超二極化の格差社会』になることは間違いないでしょう。
緊縮財政・規制緩和・グローバリズムという ルール無用・階級無差別・国籍不要の一緒くたのバトル。『弱者も強者も一緒にやろうぜ!』
オーナー
当然 強者有利の社会になるわけで。
そんな日本で生き残る方法は
『恥じずに生き方を選ぶこと』
だと思います。
①経済的豊かさを手に入れるか。
⇓
リングに上がって戦うか。
②自分の幸せを創るか。
⇓
戦わずに新天地を探すか。
今回 私の移住の合言葉は
『逃げるが、価値!』
では、なぜ逃げるのか?
それは 私が経済的弱者の側だからです。
戦っても勝てない戦況だからです。
よくこう聞かれます。
お客さん
答えは、『勝てないから』です。
私たちが戦っても勝てるような戦況ではないからです。
たとえ 味やサービスで勝てたとしても、資本的に勝てないからです。
もし『自営業を辞めたなら・・・』
これから先の社会。ツワモノどもがウジャウジャいるような社会の土俵で、バッたバッたとライバルをなぎ倒しながら 経済的な豊かさを勝ち取っていく自信はありません。
また、常識という正論のもと 凛として戦うことのできるサラリーマンにもなれません。なりたくないです。
そうなると、『常識という枠の向こう側。不毛の地で生きぬく術を見つけるしかない』ということは、自営業をやる上での覚悟でもありました。
どうせ、常識や正論の枠の中では戦えない。
ならば、お金で豊かさを手に入れることは叶わない。
では、カフェを辞めて
どう生きるために戦うのか?
『自分が戦いやすい環境で有利に戦う。』
まさに弱者の戦略です。
カフェやさしいちから。も、そうして10年間 戦って来たのです。
これからの『超二極化の格差社会』
弱者は、強者の常識に従って戦っていたら 確実に死にます。(勝てるだけのスキルを持っていれば、あなたも強者の仲間入りできるでしょう。)
これから先。私が幸せに生きていくためには、常識という『マインドの殻』を破った向こう側。不毛の地で新世界を見つけるしかないわけです。
自分が戦いやすい戦況・自分が愛せる環境・自分が好きな事で生きていける お金では買えない暮らしを求めて。
いくらスカイツリーが凄いからって、上の方の高級レストランに行くだけのお金はない。
だったら 無料で素晴らしい大自然の風景をボーッと眺めているほうが よっぽど私は満たされる。
オーナー
とは言え、こう言われるでしょう。
どうせ
どこに行ったって大変だよ!
どこに逃げても変わらないんだよ!
100%その通りだと思います。
100%同意です。
どこへ逃げても変わらない…。
地方:家賃が安い・固定費下がる。
とは言え・・・
地方:都市部より時給が著しく低い。
地方:支出を限りなく抑える暮らし。
とは言え・・・
地方:都市部より競争がないぶん物価が高い
地方:自分に有利な戦況で戦う。
とは言え・・・
地方:仕事が少ない・選択肢がない。
結局 変わらないのです…。
しかし、ひとつだけ
『いまと変われること』
があります。
それは・・・
環境です。
移住したいという想いの根源は
移住したいという想いの根源は・・・
『環境を変えたい・・・。』
ということなのです。
自分が求める環境でなら、戦っていけるかも。暮らしていけるかも。生きていけるかも。
たかが環境の変化が、勇気・やる気・元気 を与えてくれる。
マインドという制御プロトコル
映画『オートマタ』より
これからの日本において
『マインドという枠』(これまでの常識や経験)に縛られていたら、それは『制御プロトコルに行動を制限されたロボット』と同じです。
『その先に可能性が見えるのに』
制御プロトコルを破り、自分で自分の人生をデザインする。
それが強者優位の世界の中
弱者が自分らしく生きていくための術なのではないでしょうか。
あくまで私の場合はね。