こんちちは。
やさちか。オーナーです。
よし!
移住しよう。
田舎暮らししよう。
ということで・・・。
すぐにできるはずもなく
いまから少しずつ 1から始めていこうと思います。
その過程を『日記』として『メモ』として『計画書』として記録し残しておくために発信していきます。
オーナー
目次
カフェ開業から現在までの10年間。
おかげさまで、非常に充実した日々を送らせていただいております。
経営者にとって充実した日々というのは、お客様がご来店くださり忙しくさせていただいているということです。
私は20年近く飲食の仕事に携わっておりますが、当店ほど寛容で心の優しいお客様ばかりのお店はまず他にはありません。⇐コレ 本当!!
とても恵まれた環境の中で、表現したいことを自由に表現できたことは 余りある光栄であり、すべてはお客様のおかげでございます。
そのことは、10周年を迎えた今現在もなお変わらぬ環境のもと 日々仕事させていただいております。
移住・田舎暮らしに至るまでの経緯。
- 理由①:カフェの今後を見据えて。
- 理由②:これからの日本と私。
- 理由③:家族内の事情。
理由①:カフェの今後を見据えて。
個人でカフェ経営を志すに当たって 2つの方向性を決めなければなりません。
- その日その日の自らの生活のために活動する生業であるか
- 会社や従業員をより豊かにするための経済活動を担うビジネスであるか。
まあ簡単に言えば
「その日その日 食べていければ御の字だよ」⇒生業。
「家買いたい!・外車ほしい!もっとお金儲けたい」⇒ビジネス。
私も開業準備段階でよく助言されました。
偉い人
10年前の私
お金に責任持って・従業員の暮らしに責任持って 自分の人生に責任持ってお店やるぐらいじゃないとよ!それには ガーン借入してよ!大きくしていかなきゃよお!
偉い人
当時、”開業後経験するであろうお金の悩み”にまったく思慮が及ばなかった私は、カフェへの想い・方向性が違うと判断し
うちは、1店舗で濃ゆい内容のカフェを経営し、生業として食べていけたらな という形態で開業に至りました。
開業後は、自分が思い描いた理想のカフェが実践でき 私独自のカフェ経営持論で順調に現在まで進んでまいりました。
しかし、10周年を迎え その間お客さんは何周も入れ替わり、一通りのブームが過ぎ去りし日々・・・。
ブームについての記事はこちらです。
商売に”ブーム”が必要不可欠な理由。
このまま、さらに5年先・10年先は見通すことはできません。
偉い人
そうです。
あの”うさんくさい偉い人”の言うことは本当だったのです。
カフェを営みながら、金銭的により豊かにより良い暮らしぶりにというのであれば
やはり 多店舗化が必要だったわけです。
生業だといずれ行き詰ります。
キャパが限られている中、徐々にその回転数が落ちていけば落ちていくほど売り上げは下がります。
私・妻・長女・長男・祖父・祖母
今後5年・10年「ガレット1本」では支えていけません よね…?
理由②:これからの日本と私。
あくまで私の肌感覚なのですが
いままでの日本は、頑張って働けば働くぶんだけ暮らしが豊かになるのが普通でした。レールの上を歩むことが何より報われる鉄板でした。
これからの日本は、頑張れば頑張るぶん消耗していきます。豊かになるためのメソッドが違うのです。
この先、報われるのはごくごく一部のメジャーリーガー級。
以前とは比較にならないハイレベルな個人スキルを武器に、高額なオファーを勝ち取るか、それ以外は戦力外通告になるように思えます。
格差の拡大・固定化。増税やインボイス制度による中小零細個人の倒産と外国企業の流入。そして各業種の大企業による一極化。
おそらく、少数精鋭のエリート社員と あとはみんな契約社員・フリーターみたいな社会になるのではないか。
みんなamazonやuberの下請けみたいに働くようになるのではないか。
一度ぶっ壊れるまでは、まだまだ まだまだこの先、政治が市民の手に戻り変革がなされるようなこともないでしょう。
“ピンチはチャンス!”
オーナー
どうせそうなっちまうんなら、逆に考えて
『人生 好きなことをして生き、収入に見合った暮らしぶりをする』
“いい高校⇒いい大学⇒いい会社⇒いい暮らし”の鉄板のレールを行く時代からすると、一番バカな言論ですよ。
しかし、これだけでこれからの日本。個人が豊かになれるのでしょうか?
夜空を眺めることも忘れるほど疲弊して、それに見合った収入が得られるのでしょうか?
私は個人事業主なので、正直 社会からそんなに影響を受ける仕事ではありません。好景気も不景気も影響を受けるほどの収入ではないからです。
しかし、時代から身を守るという自衛の意味も含めて
好きなところで暮らしながら、身の丈に合った暮らしぶりをしていこう
そう考えました。
理由③:家族内の事情。
上記の理由①②に加え
お家事情も相まって、背水の陣で挑むことになりました。
I’m walking in the rain ゆく当てもなく…。
こんな大きな決断にもかかわらず
完全無垢な状態からのスタートです。
- 資金ゼロ。
- 行く当てゼロ。
- 移住の知識・情報ゼロ。
- 物件情報ゼロ。
- 仕事の当てゼロ。
ホントにココからスタートです!
無謀なのかッ!世間知らずなのかッ!
よろしくお願いしまーす。